実力派俳優として輝き続ける安藤サクラさんと柄本佑さん。2012年に結婚したお二人の馴れ初めには、運命的な出会いと深い絆の物語がありました。
「声に一目惚れした」という柄本佑さんの告白や、「この人なら離婚してもいい」という安藤サクラさんの独特な結婚観など、興味深いエピソードが満載です。
この記事では、2人が出会ってから結婚に至るまでの3年間の道のり、そして現在まで続く夫婦円満の秘訣を詳しく解説します。
安藤サクラと柄本佑の馴れ初めは2008年の映画祭
安藤サクラさんと柄本佑さんの運命的な出会いは、2008年に開催された「あきた十文字映画祭」でした。
弟・柄本時生の紹介で秋田行きの新幹線で運命の出会い
2人の出会いのきっかけを作ったのは、柄本佑さんの弟である柄本時生さんでした。
当時、柄本時生さんは安藤サクラさんと映画「俺たちに明日はないッス」で共演しており、映画祭に参加するため秋田へ向かう新幹線の中で、兄の柄本佑さんに安藤サクラさんを紹介したのです。
「サクラさんです」「兄ちゃんです」というシンプルな紹介から、2人の物語は始まりました。もし柄本時生さんがいなければ、この2人は出会わなかったかもしれません。弟さんの存在が、まさに運命の糸を引き寄せたといえるでしょう。
柄本佑が「声」に一目惚れ!顔を見る前に結婚を確信
この初対面のシーンで、驚くべきことが起こります。
安藤サクラさんは当時、前髪が長くうつむいていたため、顔がほとんど見えない状態でした。しかし、「初めまして」と挨拶した声を聞いた瞬間、柄本佑さんは心を奪われたのです。
柄本佑さんは後に、「顔を見るより先に声を聞いて、漠然とこの人と結婚するなって思った」「その声を聞いて『あぁ』と思った」と振り返っています。
顔も見ていないのに結婚を確信するなんて、まるで映画のようなロマンチックなエピソードですよね。声だけで運命の相手だと感じ取る感性は、俳優ならではの鋭い感覚なのかもしれません。
この時、お二人はともに22歳でした。
なぜ2人は惹かれ合ったのか?2世俳優同士の共感
2人が強く惹かれ合った背景には、似た環境で育った2世俳優同士ならではの共感がありました。
似た環境で育った2人だからこそ分かり合えた
柄本佑さんは、父が俳優の柄本明さん、母が女優の角替和枝さん、弟も俳優の柄本時生さんという俳優一家に育ちました。
一方、安藤サクラさんも、父が俳優の奥田瑛二さん、母がエッセイストの安藤和津さん、姉が映画監督の安藤桃子さんという芸能一家の出身です。
2世俳優として育つということは、一般の人には理解しにくい特有のプレッシャーや葛藤があります。親の名前と常に比較されたり、期待と重圧を感じたり、プライベートが注目されやすかったり。
そうした環境で育った2人だからこそ、言葉にしなくても分かり合える部分が多かったのでしょう。安藤サクラさんは柄本家について「自分の家族よりも波長が合う。無理なく一緒にいられる気がした」と語っています。
安藤サクラにとって柄本佑は初めての彼氏だった
実は、柄本佑さんは安藤サクラさんが人生で初めて交際した男性でした。←ってほんと?
このエピソードは、安藤サクラさんの母・安藤和津さんが明かしたことで知られるようになりました。
安藤サクラさんは学生時代、父・奥田瑛二さんの愛人報道が原因でいじめに遭い、不登校気味になった経験があります。父親の女性問題で苦労する母を間近で見てきたため、男性に対して非常に慎重だったのです。
「チャラい男とは付き合わない」と決めていた安藤サクラさんが、初めて心を開いた相手が柄本佑さんでした。それだけ柄本佑さんの誠実さと人柄に惹かれたということでしょう。
初めて付き合った人が結婚相手になるというのは、現代では珍しいことですが、それだけ慎重に相手を選び、確信を持って交際をスタートさせたことが分かります。

交際から結婚まで3年間の道のり
運命的な出会いから結婚まで、2人は3年間の交際期間を経ています。この3年間には、どんなストーリーがあったのでしょうか。
2010年の映画共演が交際のきっかけに
初めて出会ってから約2年後の2010年、2人は映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」で恋人役として共演します。
撮影を終えた後、柄本佑さんは安藤サクラさんを飲みに誘おうと連絡先を聞きました。すると安藤サクラさんは、「ごめん、今携帯を持っていないから時生に聞いて」と答えたそうです。
この返答に、柄本佑さんは安藤サクラさんのシャイな一面を感じ取りました。そして弟の柄本時生さんに連絡先を聞き、一緒に飲みに行くところから交際がスタートしました。
映画での恋人役が、現実の恋人へと発展していったのです。
結婚前から柄本家で同居生活をスタート
さらに驚くべきことに、2人は結婚前から柄本家で同居生活を始めていました。
安藤サクラさんは、「付き合ったのが7月の後半で、大みそかに結婚しますと挨拶に行って、ちょうど向こうの実家が引っ越しするところで、引っ越すタイミングで同居が始まりました」と語っています。
つまり、交際開始からわずか半年後には、柄本佑さんのご両親と一緒に暮らし始めたということです。
一般的には、結婚していない段階で義理の両親と同居することは考えにくいですよね。しかし、安藤サクラさんは「自分の実家よりも波長が合う」と感じるほど、柄本家との相性が良かったようです。
この同居生活によって、安藤サクラさんは柄本家の価値観や生活リズムを深く理解し、結婚後の生活をよりスムーズにスタートできたのでしょう。
奥田瑛二の「3年待て」の真意とは
交際を始めた当初、柄本佑さんは安藤サクラさんの父・奥田瑛二さんに「結婚を前提にお付き合いさせていただきたいです」と伝えました。
その際、奥田瑛二さんは「結婚は3年待て」と告げたそうです。
これは、娘を大切に思う父親としての配慮でしょう。3年という期間は、お互いをしっかり見極め、本当に一生を共にできる相手かどうかを確認するのに十分な時間です。
そして柄本佑さんは、この約束をきちんと守りました。3年間の交際を経て、2012年3月14日(大安の日)に婚姻届を提出したのです。
父親との約束を誠実に守る柄本佑さんの姿勢が、奥田瑛二さんや安藤家の人々の信頼を得ることにつながったといえるでしょう。

「離婚してもいい」と思えたから結婚した?真意を解説
安藤サクラさんの「この人なら離婚してもいいやと思って結婚した」という発言は、多くの人を驚かせました。しかし、この言葉の裏には深い意味があります。
安藤サクラが語った結婚の決め手
安藤サクラさんは、2021年12月放送のテレビ番組「ボクらの時代」で、結婚の決め手についてこう語っています。
「結婚する時も、もうこの人っていうのは決まってるんだけど『この人なら離婚していいや』と思って結婚したの」
「どんなことが起こっても、この出会いでその時間は、絶対に自分にとってそれ以上のものになる」
これは決して軽い気持ちで結婚したわけではありません。むしろ逆です。
たとえ将来、何らかの理由で離婚することになったとしても、柄本佑さんと出会い、共に過ごした時間は決して後悔しない。それほど素晴らしい出会いだったという確信があったということです。
結婚を「ゴール」ではなく「大切な時間を共有する関係」と捉える、安藤サクラさんならではの深い人生観が表れています。
家族も認めた柄本佑の人柄
安藤サクラさんの家族も、柄本佑さんの人柄を高く評価していました。
姉の安藤桃子さんは、柄本佑さんに対して「本当に命をかけて(妹を)育ててきました。やっとその場をお願いできる方に出会えて本当に嬉しい。よろしくお願いします」と伝えたそうです。
母の安藤和津さんも、「佑くんでよかった。こんなにピッタリ相性のいいカップルはそうそういないと思います」とコメントしています。
さらに興味深いのは、結婚の挨拶に行く前、安藤家の女性陣(母・和津さん、姉・桃子さん、本人)で、父・奥田瑛二さんの反応を想定して5パターンほどのリハーサルをしていたというエピソードです。
当日、柄本佑さんは直立不動で緊張した様子で「柄本佑と申します」と深々とお辞儀をしたといいます。最初は緊張感のある関係だったようですが、今では奥田瑛二さんのことを「パピー」と呼ぶほど親密な仲になっています。

2012年3月14日、ついに結婚!豪華すぎる結婚式
3年間の交際を経て、2人は2012年3月14日(大安の日)に入籍しました。
芸能一家同士の結婚式は映画のワンシーンのよう
2人の結婚式には、両家の親族を中心に多くの芸能人が出席しました。
結婚写真を見た黒柳徹子さんは、「これ、俳優が多過ぎて何かの映画のワンシーンにしか見えないわよ」とコメントしたほどです。
実際、写真には柄本明さん、奥田瑛二さん、安藤和津さん、柄本時生さん、安藤桃子さんなど、錚々たるメンバーが写っており、まるで映画のポスターのような雰囲気があります。
披露宴は美しい自然の中で行われ、カラフルでおしゃれな演出が施されていました。
手作りのフラッグに込められた想い
披露宴会場のアーチの頂上には、手作りのフラッグが飾られていました。
このフラッグは、柄本佑さんが小さい頃に着ていたシャツをリメイクして、安藤サクラさんと母親が手作りで作ったものだそうです。
2人はこのフラッグを今でも大切にしており、娘さんのベビーカーにつけたり、おもちゃとして使ったりしているとのこと。
小さな手作りの品に込められた温かい想いが、2人の関係性の深さを物語っていますね。
結婚後の生活と2017年に第一子誕生
結婚後、2人は俳優として活躍を続けながら、家庭も大切にしてきました。
2018年に夫婦揃って映画賞を受賞
2019年2月に行われた「第92回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式で、柄本佑さんは主演男優賞、安藤サクラさんは主演女優賞を受賞し、夫婦揃っての受賞という快挙を成し遂げました。
柄本佑さんは表彰式で、前年に亡くなった母・角替和枝さんについて声を震わせながら語り、会場の多くの人が涙しました。
安藤サクラさんも涙を拭う場面があり、司会から夫の受賞について感想を求められると「こういうのはいいんです!男はドシッと構えていれば!」と機転を利かせて会場を笑わせました。
お互いの仕事を尊重し、喜びを共有し、そして自然にフォローし合う。まさに理想的な夫婦の姿ですね。
2017年6月には第一子となる女の子が誕生しています。柄本佑さんは「かわいいんですね。こんなにかわいいんだって思いました」と親バカぶりを発揮していました。
子育てと仕事の両立に悩みながらも支え合う日々
安藤サクラさんは、2018年に朝ドラ「まんぷく」のヒロインを務めました。
実はこのオファーを受ける際、育児との両立に悩んでいたそうです。さらに義母の角替和枝さんが病気を患っていることも分かっており、当初は断るつもりだったといいます。
しかし、家族全員が背中を押してくれ、特に角替和枝さんが安藤サクラさんの演技を見るのを楽しみにしてくれたことが大きな決め手となり、主演を引き受けました。
撮影期間中、安藤サクラさんは毎週末、大阪から東京へ戻り、娘を連れて角替和枝さんの見舞いに行っていたそうです。体調が悪化してからは、金曜日の収録が終わるとすぐに東京へ戻り、義母のもとへ駆けつけていました。
現場では辛い表情を一切見せなかったため、スタッフや共演者も角替さんの闘病を知らなかったといいます。
安藤サクラさんは日本アカデミー賞のスピーチで、「子育てと撮影っていうのは、今のところ上手く出来ない。悩みつつ、その都度、家族で会議しながら、みんなで協力し合って頑張れたらいいな」と正直に語っています。
完璧ではなくても、家族で支え合いながら一歩ずつ前に進む。そんな2人の姿勢が、多くの人の共感を呼んでいます。
柄本佑と安藤サクラの夫婦円満の秘訣5つ
2012年の結婚から10年以上が経過した今も、2人はラブラブな夫婦として知られています。その秘訣は何なのでしょうか。
1. 余計な我慢はしない、素直に伝え合う
柄本佑さんは夫婦円満の秘訣として、「余計な我慢はなるべくしない。無理があれば『ごめん、ちょっと難しい』とちゃんと言う」ことを挙げています。
我慢を重ねると、いつか爆発してしまいます。小さなことでも素直に伝え合うことで、ストレスを溜めない関係性を築いているのでしょう。
2. 適度な距離感を保つ
安藤サクラさんは、「お互いのことに踏み込みすぎず、距離感を大切にする」ことを重視しています。
夫婦だからといって何でも共有する必要はありません。それぞれのプライベートな領域を尊重し合うことが、長続きの秘訣なのかもしれません。
3. 夫婦・親子の枠を超えた関係性
安藤サクラさんは「夫婦や親子であることにとらわれずに暮らす。時に恋人であり、家族であり、親友であり、性別さえ超える関係」と表現しています。
固定的な役割に縛られず、状況に応じて柔軟に関係性を変化させる。そんな自由さが2人の魅力なのでしょう。
4. お互いの仕事を尊重し合う
交際当初、安藤サクラさんは柄本佑さんに「私の演技を見ないで」と懇願していたそうです。芸能一家に育った柄本佑さんに酷評されるのが怖かったからです。
しかし今では、お互いの作品を見て喜び合える関係になっています。それぞれの俳優としてのプライドや個性を尊重し合っているからこそ、良い関係が築けているのでしょう。
5. 「ありがとう」を忘れない
柄本佑さんは「『ありがとう』を忘れない」ことを夫婦円満の秘訣として挙げています。
当たり前のことでも感謝を言葉にする。この小さな積み重ねが、2人の絆を深めているのですね。
2人の馴れ初めから学ぶ、運命の相手の見つけ方
安藤サクラさんと柄本佑さんの馴れ初めからは、多くのことを学べます。
「この人しかいない」と思える相手とは
柄本佑さんは初対面で「この人と結婚する」と確信し、安藤サクラさんは「どんなことが起こってもこの出会いは自分にとってそれ以上のものになる」と感じました。
運命の相手とは、理屈ではなく直感的に「この人だ」と分かる存在なのかもしれません。
ただし、その直感を大切にしながらも、2人は3年間という時間をかけてお互いをしっかり見極めました。一目惚れだからといってすぐに結婚するのではなく、同居生活を通じて日常を共有し、価値観の相性を確認したのです。
家族も認める相手を選ぶ大切さ
安藤サクラさんの母や姉が柄本佑さんを「この人しかいない」と認めたこと、柄本家の両親が結婚前から安藤サクラさんを受け入れたこと。
家族の承認があったことが、2人の結婚生活を支える大きな力になっているようです。
特に、両家とも芸能一家であり、俳優業の大変さを理解してくれる環境であることが、2人が仕事と家庭を両立する上で重要な要素になっているでしょう。
運命の出会いから13年、今も続く深い絆
安藤サクラさんと柄本佑さんの馴れ初めは、2008年の「あきた十文字映画祭」での出会いから始まりました。
弟・柄本時生さんの紹介で知り合った2人は、柄本佑さんの「声への一目惚れ」という運命的な瞬間を経て、3年間の交際を経て2012年に結婚しました。
「離婚してもいい」という独特な表現で結婚の決意を語った安藤サクラさんと、初対面で結婚を確信した柄本佑さん。2人の物語は、運命を信じる心と、お互いを尊重し合う日々の積み重ねが大切であることを教えてくれます。
2世俳優同士という共通点、結婚前からの同居生活、家族の温かいサポート、そして子育てと仕事の両立に悩みながらも支え合う姿。
すべてが、2人の深い絆を物語っています。
現在も俳優として第一線で活躍し続ける2人。これからも、お互いを高め合いながら、素敵な夫婦関係を築いていくことでしょう。
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