タレントの小島瑠璃子さん(愛称:こじるり)の夫が創業したHabitat株式会社について、「倒産したのでは?」という疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。2025年12月3日、東京商工リサーチおよび帝国データバンクから正式な報告があり、同社は2025年11月28日付で東京地方裁判所から破産手続き開始決定を受けたことが明らかになりました。
この記事では、夫の急逝から破産手続きに至るまでの経緯を時系列で整理し、負債額の変遷や小島瑠璃子さんへの影響について、信頼できる情報源をもとに詳しく解説していきます。
こじるり(小島瑠璃子)の夫の会社が破産決定-最新情報を整理
2025年11月28日に破産手続き開始決定
東京商工リサーチの報道によると、Habitat株式会社(東京都港区)は2025年11月28日付で東京地方裁判所より破産手続き開始決定を受けました。破産管財人には赤堀有吾弁護士(LM虎ノ門南法律事務所)が選任され、債権届出期間は2026年1月5日までとされています。
帝国データバンクの調査では、2023年9月期末時点での負債総額は2498万円と公表されていますが、その後の状況変化により実際の負債額は変動している可能性があるとのこと。会社の法人口座は税金の未払いにより差し押さえられ、残高はゼロ円、入出金もできない状態だったようです。
「倒産」と「破産」の違いとは?
多くの報道で「倒産」という言葉が使われていますが、法律上の正確な用語としては「破産手続き開始決定」が適切な表現になります。この2つの違いを簡単に整理してみましょう。
倒産とは、企業が債務の支払いができなくなった状態を指す一般的な表現です。法律用語ではなく、経営破綻全般を指す言葉として使われます。一方、破産は法的な手続きの一種で、裁判所の監督のもと、会社の資産を清算して債権者に公平に配分するプロセスを指すんですね。
つまり、Habitat株式会社は経営破綻(倒産)し、その後法的に破産手続きに入ったということになります。
夫・北村功太氏が経営していたHabitat株式会社とは?
サウナブームに乗ったベンチャー企業
小島瑠璃子さんの夫、北村功太氏(旧姓名、享年29歳)は2020年10月にHabitat株式会社を設立しました。当時は日本で「サ活」と呼ばれるサウナブームが到来しており、温浴施設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)に大きな期待が集まっていた時期でした。
北村氏は青山学院大学在学中から起業家としてのキャリアを積んでおり、大学2年次には株式会社エブリーに入社、レシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」のマーケティングを担当。2017年には株式会社バベルを共同創業するなど、若くして実績を積み重ねていました。
温浴施設向けDXツールの開発・運営
Habitatの主力事業は、サウナや銭湯、ジムなどの温浴施設向けに提供するデジタルツール「habitat」の開発・販売でした。このシステムは、スマートフォンでの来店受付により顧客データを蓄積し、CRM(顧客関係管理)設計やサブスクリプションプランへの誘導を可能にするもの。
利用者側もアプリをダウンロードすることで、施設検索や事前予約、混雑情報の確認ができるという仕組みでした。
さらに、完全個室型のリラクゼーションエリアやサウナ室、温湯、水風呂を完備した最大6名収容の高級会員制温浴施設の運営も計画していました。2021年12月には東京23区内での開業を発表し、企業や個人投資家から約1億円の資金調達にも成功しています。
なぜ経営不振に陥ったのか?倒産までの経緯を時系列で解説
2020年10月:会社設立と順調なスタート
北村功太氏は2020年10月にHabitat株式会社を設立。当初は成長著しいサウナ市場に注目し、温浴施設のデジタル化という新しい市場を開拓しようとしていました。Jリーグの浦和レッズとファミリーパートナー契約を締結したり、大手ビジネスホテルチェーン「ドーミーイン」の一部店舗との提携を進めるなど、事業は順調に拡大しているように見えました。
2023年9月期:1億4496万円の赤字計上
しかし、2024年8月23日に公告された第3期決算公告(2023年9月期)によると、当期純損益は1億4496万円の赤字となり、同期末時点で653万円の債務超過に陥っていたことが明らかになりました。
この経営不振の背景には、販売不振が大きく影響していたようです。帝国データバンクの調査によれば、2025年初頭時点でhabitatアプリに表示される利用施設はわずか2施設のみ。当初計画していた事業拡大が思うように進まなかったことがうかがえます。
2024年秋:資本金8分の1への大幅減資
財務状況の悪化を受けて、北村氏は2024年秋に資本金を8分の1にする大幅な減資を実施しました。減資は、企業の財務状況を改善するため、あるいは企業規模を縮小して資本に見合うようにするために行われる財務戦略です。この時点で、北村氏は経営の立て直しに必死で取り組んでいたことが分かりますね。
2025年2月4日:北村功太氏の急逝
2025年2月4日午後、小島瑠璃子さんが外出先から1歳の子どもとともに自宅マンションに戻ると、意識不明で倒れている夫を発見しました。午後2時50分頃に110番通報し、北村氏は病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。自宅からは遺書が見つかったとされ、事件性は低いと見られています。
小島さん自身も夫の姿を見たショックで体調を崩し病院に搬送されましたが、軽症で無事でした。小島さんは後日、「亡くなった原因につきましては、詳細を控えさせていただきます。夫は家族思いで優しく責任感の強い人でした」とコメントを発表しています。
2025年4月:小島瑠璃子が社長に就任
代表取締役である北村氏の死去により、Habitatは意思決定ができない状態に陥りました。この事態を受けて、小島瑠璃子さんは夫の遺志を継ぐ決意をし、2025年4月に臨時株主総会を経て代表取締役に就任しました。
この時期、小島さんは2024年に自身で設立していた美容系の合同会社に加え、Habitatの代表も兼務することになり、短期間で2つの会社の経営者となったわけです。
2025年5月:会社清算の方針を決定
しかし、Habitatの経営状況は想像以上に深刻でした。文春オンラインの報道によれば、2025年5月の連休明け頃、小島さんから株主たちに「Habitat株式会社代表取締役の小島瑠璃子です」という書き出しで始まるメールが届きました。
女性セブンの取材では、このメールで小島さんは会社の今後について株主に伝える内容として、現状の債務超過額は650万円だが、会社の法人口座は税金の支払いのために差し押さえられており残高は0円、さらに口座が凍結されて入出金もできない状況を説明。最終的に「会社をたたむ」という苦渋の決断を示したとされています。
関係者の話では、一時は負債額が数千万円ともいわれていたため、小島さんたちは夫の死後、金策に奔走し負債を減らしたのではないかと推測されています。
2025年11月28日:破産手続き開始決定
そして2025年11月28日、東京地方裁判所から正式に破産手続き開始決定を受けました。この時点で、Habitatは法的に破産プロセスに入ったことになります。
帝国データバンクの調査によると、会社はホームページに記載されていた東京都港区六本木の住所地から退去しており、habitatアプリに表示されていた利用施設もゼロになるなど、事業活動は完全に停止していたようです。
気になる負債額は?3億円から2498万円への変化
累積赤字と実際の負債の違い
報道を見ると、負債額に大きな開きがあることに気づいた方もいるのではないでしょうか。当初の報道では「累積赤字約3億円」と報じられていたのに対し、最終的な破産手続きでは「負債2498万円」と発表されています。
この違いは、累積赤字と実際の負債の違いによるものです。累積赤字とは、会社設立以来の赤字の合計額を指します。一方、実際の負債とは、銀行借入や買掛金など、実際に返済しなければならない債務のことですね。
2023年9月期の決算公告によると、同社の利益剰余金(累積利益)は約3億円のマイナスでしたが、これは会社が過去に積み重ねてきた赤字の総額を示すもの。実際に他者に返済しなければならない負債額とは別の概念なんです。
小島瑠璃子の金策活動
女性セブンの報道によれば、夫の死後、小島さんは会社が生き残る道を必死に模索したとされています。一時は負債額が数千万円規模だったものが、破産手続き時には2498万円まで減少していることから、小島さんや関係者が金策に奔走し、負債を減らしたのではないかと推測されているんです。
具体的にどのような方法で負債を減らしたのかは明らかになっていませんが、自己資金の投入や、親族・知人からの支援、あるいは一部債権者との交渉などが考えられます。小島さんにとって、夫を亡くした悲しみの中で、このような金策活動を行うことは想像を絶する苦労だったに違いありません。
小島瑠璃子は大丈夫?経営者の責任と今後の影響
法人と個人の責任は別
「小島瑠璃子さんは大丈夫なのか?」「借金を背負うことになるのでは?」と心配する声も多く聞かれます。しかし、基本的に株式会社の場合、法人と個人の責任は別という原則があります。
株式会社では、出資者(株主)の責任は出資額の範囲内に限定される「有限責任」が原則です。つまり、小島さんが代表取締役として会社に出資した金額を超えて、個人資産で会社の借金を返済する義務は原則としてありません。
ただし、例外的に以下のようなケースでは個人が責任を負う可能性があります。
- 個人で会社の借入金の保証人になっている場合
- 会社のクレジットカードや借入に個人名義で連帯保証している場合
- 法人税や社会保険料の未払いがある場合(経営者に一定の責任が及ぶケースも)
報道を見る限り、小島さんが個人で保証人になっていたという情報はありませんので、個人資産への大きな影響はないと考えられます。
配偶者への影響範囲
もう一つ気になるのが、「配偶者として借金を引き継ぐことになるのか?」という点です。日本の法律では、夫婦であっても配偶者の借金を自動的に引き継ぐことはありません。
ただし、以下のような場合には配偶者も責任を負う可能性があります。
- 配偶者が連帯保証人になっている場合
- 夫婦で共同経営している場合
- 相続が発生した場合(ただし相続放棄も可能)
小島さんの場合、夫の死後に代表取締役に就任しましたが、これは会社の清算手続きを進めるためのものであり、夫の個人的な借金を引き継いだわけではありません。また、会社の負債についても、前述の通り法人の責任と個人の責任は別になります。
こじるりの夫の会社は正式に破産手続き中
小島瑠璃子さんの夫、北村功太氏が創業したHabitat株式会社は、2025年11月28日に東京地方裁判所から破産手続き開始決定を受けました。つまり、「倒産したのか?」という疑問に対する答えは、「はい、経営破綻し、現在は法的に破産手続き中です」ということになります。
時系列で整理すると、2023年9月期に1億4496万円の赤字を計上して債務超過に陥り、2024年秋に大幅減資を実施するも経営は改善せず、2025年2月に創業者の北村氏が急逝。小島さんが4月に社長に就任して会社の立て直しを模索しましたが、最終的に5月に会社清算を決断し、11月に破産手続きに至ったという流れです。
負債額については、累積赤字約3億円という数字と、実際の負債2498万円という数字の違いを理解することが重要ですね。小島さん自身は、法人と個人の責任が分離されている株式会社の仕組みにより、個人資産への大きな影響は避けられたと考えられます。
若き起業家として将来を嘱望されていた北村氏の突然の死と、その後の会社の破綻。小島さんにとっては、最愛の夫を失った悲しみに加え、経営者としての重責を背負い、最終的に会社を清算するという、想像を絶する困難な道のりだったことでしょう。
現在、小島さんは1歳の子どもを育てながら、前を向いて歩んでいるとのこと。多くのファンが彼女の今後を応援しています。
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